使用済自動車の行方~その後どうなるの?

日本の自動車の保有台数は、7000万台を突破しており、国内では年間500万台近くの使用済自動車が発生している状況です。このうちの約400万台は、販売会社や整備業者、中古車販売業者などから、解体事業者に引き渡されています。残りの100万台は、中古車として、主にアフリカや中南米、ロシアなどに輸出されており、現在も現役で使用されています。

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ほとんどの使用済自動車は、自動車リサイクル法に則って、適切に廃棄処分されるわけですが、その過程について見ていきましょう。解体業者は廃車をフロン類回収業者に引き渡し、フロン類回収業者は廃車からフロン類を回収します。その後、解体事業者がエアバック類などの回収、また中古部品を取り除き、リサイクルできるものは中古として再販売したり、修理修繕をおこない新製品のパーツとして使用したりもします。

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この段階で、廃車からは、リサイクルできる部品や、事故に繋がりそうな危険物がすべて取り除かれた状態になります。最終的には粉砕業者のところに空になった廃車がとどきます。シュレッダーマシンで、廃車を粉砕し、再利用できる金属類とシュレッダーダストを分別し、シュレッダーダストを自動車メーカーもしくは輸入業者に渡します。これで、使用済自動車はすっかり無くなってしまいました。

廃車 手続き

しかし、話の過程にもあったように、廃車になった車から、様々なパーツを取り出し、再利用する努力をしているのがわかると思います。

現在の問題は、シュレッダーダストが増えすぎ、埋め立て地の問題が大きく取り上げられられるようになりました。我々一個人も、自動車ユーザーであるならば、人ごとと考えず、真剣に取り組むべき問題なのです。